寄付贈与型シェアハウス

※現在、入居者の募集は行っておりません。
今回ご紹介するのは「寄付贈与型シェアハウス」。
「寄付贈与型シェアハウス」という言葉を初めて耳にする、目にする方が多いと思わる。
それもそのはず。この仕組みは当社が独自で考え、行っている取り組みである。
この取り組みを始めるまでには、いくつかの取り組みを行っている。
「贈与型賃貸住宅」から始まり、「寄付贈与型賃貸住宅」、「贈与型賃貸マンション」を経て「寄付贈与型シェアハウス」である。
今回、当社初めてのシェアハウスの提供であるが、当社がシェアハウスの管理、運営を行うわけではない。
管理、運営を行うのは会社勤めの女性(以下:モリナガさん)である。

ではここで、少し「贈与型賃貸住宅(贈与型賃貸マンション)」と「寄付贈与型賃貸住宅」についのご説明。
贈与型賃貸住宅(贈与型賃貸マンション)とは・・・
対象の物件に入居して10年間、毎月家賃を支払いながら住み続け、満10年になる前に11年目以降を「そのまま賃貸で住み続けるか」、「贈与で土地・建物を譲り受けるか」のどちらかを入居者が選択できる物件のこと。
最初の入居時に一般的な賃貸借契約を貸主である当社と結び、賃貸中は退去も可能。
また満10年目以降、入居者が土地・建物を贈与で譲り受けする際、発生する登記費用や不動産取得税などは入居者の負担となる。
※「贈与型賃貸住宅」と「贈与型賃貸マンション」の違いは、対象が戸建てか分譲マンションの一室かという点で、仕組みは同じである。
寄付贈与型賃貸住宅とは・・・
「寄付+贈与型賃貸住宅」のこと。
まず、「贈与型賃貸住宅」の部分は上記のとおり、当社(貸主)と入居者(借主)間での仕組み。そして「寄付」は当社と空家所有者間でのやり取り。
今までご提供している「寄付贈与型賃貸住宅」のお家は、現在の家族形態に合わないお家の大きさや建物の状態が悪く、他の不動産業者からもお断りされたようなお家が主である。
ご相談いただいた所有者さんの中には、今後の管理の事も考え、最終手段として解体の検討をしていた方もいらっしゃる。
当社はそのようなお家の所有者さんより、解体した場合に発生する解体費用と、土地・建物を寄付していただき、当社がリノベーション後、“寄付贈与型賃貸住宅”として提供している。
「土地や建物、そしてお金まで寄付して、所有者さんに何のメリットがあるの?」と思われる方も多いかと・・・。
当社が考える所有者さんのメリットは、「解体しよう」と思っていた家が、実際の解体費よりも低価で、手放すことができるという点である。
当社が事務所を構える長崎市のような地形の場合、斜面地や利便性の悪い場所の空き家は解体したとしても土地を処分するが難しく、お金を出して解体しても、高くなった固定資産税の支払いと草刈作業などの負担は続いてしまう。
また、ご両親や今までご自身が住んできたお家を「手放す」「解体する」という事に対し躊躇される方も多い。
しかし、寄付していただくことで、リノベーション費用が抑えられる為、賃貸物件(贈与型賃貸住宅)として提供する際の家賃設定を低く抑えることができる。そして、家賃設定が下がる事で子育て世代の方々の負担も減らすことができ、子どもたちへの支援になり、社会貢献へと繋がる。
当社のこのような取り組みを事前に目に、耳にされた所有者さんから「この仕組みで家を活用してほしい」とご相談をいただき、実際に提供している事例もある。
寄付贈与型賃貸住宅は少しでも空き家をお持ちの所有者さんの負担を減らし、贈与型賃貸住宅を必要とされる方々へお家をご提供できる仕組みではないかと考える。

ここからは室内の様子をご紹介。
共有スペースとして、ダイニング、台所、トイレ、お風呂場、洗濯スペースがある。




入居者用のお部屋として全部で4部屋。
シェアハウスの運営管理者がお部屋の広さや特徴に合わせて、家賃の設定を行っている。

個室A:一番広いお部屋

個室B:一番家賃がお安いお部屋

個室C:洗濯を干すスペースがお部屋の外についているお部屋

個室D:一番、眺めが良いお部屋
今回のお家は、広さが最大の特徴。
その広さを活かし、シェアハウスとしての新たな活用が始まった。
このシェアハウスは、物件のご相談をいただく以前に、
運営管理者となるモリナガさんから「シェアハウスをしたい」という想いをお聞きしたことがきっかけだった。
シェアハウスの名前は「長崎ライトハウス」。
“ライトハウス”とは主に“灯台”という意味。長崎ライトハウスは階段を上った場所にあり、「灯台の灯りを目指して帰りたくなる家にしたい」という想いで付けられた名前である。
入居者のお部屋は、募集開始後1ヵ月も経たないうちに満室となった。
モリナガさんは以前から弊社の取り組みに共感し、リノベーションお披露目会に何度も足を運ばれていた。
また、地方におけるジェンダーギャップに問題意識を持ち、
会社員として働く傍ら、シェアハウスを通じて地方の暮らしに新たな選択肢を増やしたいと考えていた。
その後、今回のお家のご相談をいただき、
「広い家である」という特徴がシェアハウスの条件とぴたりと重なった。
想いと場所が結びつき、誕生した「寄付贈与型シェアハウス」である。


今回の「シェアハウス」にあたってのリノベーションのポイントとしては、できるだけ既存の部分を残しつつも、入居者さんのプライバシー保護も行っていくという点である。
元々はお家として使用されおり、部屋と部屋もしくは廊下との仕切りは障子や襖であった。
リノベーション後は、入口部分は確保したまま、部屋と部屋の間には壁を設けたり、廊下と面している部分の障子・襖はそのままで、外側に壁となる板を設置した。
各部屋には鍵が付いており、エアコンも付いている。

今後10年間、当社がシェハウスの建物の所有者として建物の管理を行い、シェハウスの運営管理はモリナガさんが行っていく。
そして、11年目にモリナガさんが土地・建物を贈与にて受取り、シェハウスの運営を個人で行い、女性起業家としてスタートする。
これが、「寄付贈与型シェアハウス」の仕組みである。
今後も色々な取り組みで、皆さまにお家をご提供してまりいます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
シェハウスについての詳細は、モリナガさんがご自身で管理・運営・投稿さされております、
「長崎ライトハウス」https://lighthouse.her.jp/よりご覧いただけます。
また、当物件は長崎の魅力を発信中のYoutuber 品川さんのチャンネル「長崎暮らし」でもご紹介させていただいております。
「長崎ライトハウス」の詳細と共に是非、ご覧ください!!
