清水町の家
※成約済み。入居者募集は行っておりません。
「古い家=住めない」なんて、もったいない。
間取りをちょっと工夫して、床や壁を整えるだけで、ぐっと暮らしやすくなり、
必要な時は外壁や屋根も手を入れれば、これから先の何十年も、安心して一緒に歩んでいけるお家になる。
新築だけが“理想の暮らし”ではない。古い家を、自分たちらしく育てていく。
そんな選択も、素敵ではないだろうか。
今回ご紹介するのは、当社で買取後、リノベーションし再販した、築1970年代のお家である。
台所、浴室、洗面所は新しいものに入れ替え、壁・天井はクロス又は塗装で修復。床は畳からフローリングしたお部屋も。
外壁は塗装を行い、屋根は瓦葺からスレートへ葺き替えた。
昭和スタイルの収納棚。
部屋の広さはそのままであるが、シンクは料理しやすいように新しく、大きいサイズに変えている。
少々分かりにくいBefore/Afterの写真ではあるが、Beforeの写真では洗濯機が写っており、洗濯機置き場とお風呂の入口がキッチン側にあった。しかし、Afterでは洗濯機置き場、お風呂をキッチンと壁で仕切り、入口を別に設置。
入口を別にすることで、キッチンまわりがすっきりと広く使えるようになり、動線もスムーズに。
新しい入口はもともと壁だった部分に新設。開き戸だとスペースを取ってしまうため、レールを新設し引き戸にした。
ちょっとした工夫が日常の使いやすさ、生活のしやすさに繋がっていく。
(新設した入口はAfter写真、左側の廊下にある)
お風呂場と洗濯機置き場はリノベーション前とほぼ同じ位置。リノベーション後はそこに、洗面所と脱衣所も追加した。
台所隣りのリビング部分。
テレビが設置できるようにコンセント等がある。リノベーション前は箪笥が置かれていた場所である。
リビングとキッチンをつなぐ壁の一部をあえて開口し、空間全体に抜け感と一体感ができるようした。お互いの気配が自然と感じられる、心地よい距離感である。
リノベーション完成お披露目会時、来場されたお客様方からも好評だった。
リノベーション前の壁は綿壁だったが、リノベーション後は塗装しアイボリーへ。
アイボリーはお部屋を広く感じさせる効果がある。
こちらは和室。※畳が入っていない状態です。
こちらの部屋の壁、リノベーション前は綿壁であった。綿壁は50年程経つと経年変化で色があせ、状態が悪くなる。
リノベーション後はその綿壁をきれいに剥がし、下地プラスター剤を塗った。多くの場合、この上にクロスを貼ったり、塗装を行い仕上げていく。しかし、このお家は敢えてここでとどめ余白を残した。そうすることで、住まい手の自由度を広げることができる。
このまま状でも素材感のある表情を楽しむことができ、お好みに合わせてクロスや塗装で仕上げることも可能である。
また、当社がクロスや塗装を行わないことでコストが削減され、その分、売買価格設定を低くすることができる。
最後までご覧いただきありがとうございました。
当物件は長崎の魅力を発信中のYoutuber 品川さんのチャンネル「長崎暮らし」でもご紹介させていただいております。
是非、ご視聴ください。