西小島ライフ16~長崎らしく住まう暮らし~


「空き家となった古い家」=「解体」と思われがち。
しかし「空き家となった古い家」でもリノベーションをすることで、更に、もっと、住み続けることができるお家はまだまだある。

壊さず利用することで環境対策にも繋がり、
古い家の魅力を皆さんに見て、触っていただき、伝え続けることで、建てては壊すという住宅常識ではなく、持続可能な住宅が常識化すべきであると考える。

さて、今回ご紹介するお家は、昭和56年に建てられた長崎特有の小高い地域にあるお家。
弊社が以前の所有者 様より買取り、自社で販売対象にリノベーションしたお家である。

長崎市は坂や階段、小高い地域が多い為、車を横付けできない場所も少なくない。
しかし、車は通らなくともバイクが通ることは可能な道も少なくなく、このお家もそうである。その他、リノベーション後は、あると便利な駐輪スペースをつくった。


内装はマットな優しいアイボリー色のペイント仕上げ。
昭和の懐かしさ、心地良さを残しつつも、照明は新しい物に取り換え、住み心地の良さを追求した間取りへと変更した。


台所の位置は変えていないが不要な壁は外し、冷蔵庫を収納するスペースと棚を大工が製作し、新たに設置した。
棚にはコンセントも付いており、電子レンジや炊飯器等を置いたり、料理中の材料などを置けるようになっている。
また、少し高めの棚にすることで来客時の目隠しにもなる。

リノベーション前は襖で仕切られていた場所に壁を設置。
壁は襖があった位置よりも奥に設け、リビング空間を広くした。
(写真はリビング部分)

2Fから見える景色

坂や階段、小高い所に住む家のご褒美とも言える『眺め』。
長崎市らしい山が連なり、家々が並ぶ景色である。





リノベーション後のお披露目会やお家を見学されたお客様方から、ありがたいことに『照明も付いてくるんですか?素敵です』というお声を多くいただいた。
返答は『もちろん、付いてきます!!』である。




最後までご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介した物件は築40年超えのお家でしたが、当社ではまだまだ築年数が古い物件のリノベーションも行っており、当HPでも事例をご覧いただけます。 

これからも
リノベーションを行い、
「古いから」と言って壊していくのではなく、
一軒でも多くの古い建物を活用し、残していき、
古い家を更に住むことができる家へと変えていくこと(循環型建築社会の市場創造)を目的とした活動を行って参ります。

↓YouTuber 品川さんの「長崎暮らし」でもこちらのお家を見ることができます。

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