高窓の家 R33

「空き家となった古い家」=「解体」と思われがち。
しかし「空き家となった古い家」でも、リノベーションをすることで住み続けることができるお家はまだまだある。

この高窓の家 R33は隣接する蔵戸の家 L34と同じく昭和34年に建てられ、その後は2軒の家を繋げて使われていた。

長らく一人で住んでこられたお母様が亡くなられた後は空き家の状態だったが、今回、弊社でリノベーションを行い、賃貸用住宅として生まれ変わらせることにした。

本物件のコンセプトは「~長崎・坂道ねこと暮らす~」。
坂道を上がることで段々と広がっていく景色。
「この街で人と猫があえて坂道に暮らしてきた理由を実感していただきたい」
「坂の街での生活を楽しんでいただきたい」
そんな思いでリノベーションを行った。

この建物(高窓の家 R33)は築62年が経過している。

弊社は築年数が経過している建物は新旧資材を上手く組み合わせていくこともデザインの一つとし、一軒でも多くの古い建物を残して行くことをビジョンの一つとして掲げている。

2階にリビングを設けることで、暮らしやすさをご提供。
既存の梁を現わしにすることにより空間を広げ、開放感により居心地の良いお家に。

さらに、高窓を設けることで室内に程良い光を届ける。

できる限り自然乾燥材・無垢材・漆喰などを使用して仕上げ、できる限り壊さず、補修にて仕上げることで古い資材を活かしきる。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

リノベーションを行い、一軒でも多くの古い建物を残していくことで、これからも未来の子供たちのために、持続可能な循環型建築社会の市場創造を行うことを目的とした活動を行って参ります。

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