肘掛け窓に高欄
建物のリノベーション時に大工職人が製作した“肘掛け窓”に“高欄”。
現在の住宅では見る機会が少なくなった“高欄”。
建物前を通りかかった方が、ふと見上げている光景をよく見かける。
外観からの見た目も良いが、家の中からの見た目、家の中から見える外の風景も悪くない。
家の中から見える外の風景は地域によってそれぞれ異なり、人によっても、その時の心境によっても見てくるものは異なってくる。
ゆったりと座り、肘を掛け、
街に暮らす人は家々を眺めるも良し、人々が行きかうのを眺めるも良し。
海沿いに暮らす人は海を眺め、山沿い住む人は山々を眺めるのも気持ちが良い。
肘を掛け、外を眺める場所は忙しい日々の中で休憩時間を提供してくれる場所となる。
※当建物のリノベーションについては、当HPのリノベーション事例「1F wabi/2F 呂色の梁」に掲載しております。