自由住宅 vol.2

※現在のところ、入居者募集は行っておりません。
※このページに出てくる「贈与型賃貸住宅」、「自由住宅」については当社独自の取り組みです。

今回ご紹介するのは「自由住宅」の2軒目のお家。

「自由住宅」とは、入居する前に、「贈与型賃貸住宅として住む」または「購入して住む」という
2つの住まい方から自由に選ぶことができる住宅のこと。

贈与型賃貸住宅として住む場合、10年間は毎月家賃を支払いながら暮らし、11年目以降に土地・建物を譲り受けるか、賃貸としてそのまま住み続けるかを選択できる。

一方で、最初から購入することも可能。その場合の価格は家賃の100ヶ月分である。

それぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて住み方を選んでいただけたら・・・
そんな考え方から生まれたのがこの自由住宅。
※詳細は❝自由住宅vol.1❞に記載しております。どうぞご覧ください。

さて、今回のお家も長崎市内にあり、長崎市らしい場所に建っている。

長崎市らしい場所とは・・・坂道と階段、そして細い道。
観光で長崎市を訪れた方が歩くことは珍しいかもしれない。そんな場所が特に長崎市らしい場所ではないだろうか。
電車通り、バス通りから少し奥に入った場所は、人が長年暮らしてきた場所であり、これからも暮らしていく場所である。
不動産の仕事をしている私たちでさえ
「こんな道、こんな場所があったのか。面白い。」と思う事がある。

車では通れない道。
地図だけでは分からない坂や階段、そして家の連なり。
そんな場所が、路面電車の走る町をぐるりと囲むように広がっている。

今回のお家は築50年以上。
玄関入った瞬間から懐かしさを感じるお家。


古い家ではあるが、畳は新しく、壁や天井も補修した。
しかし一方で、まだ使えるものは残していく。
新しくすることだけが正解ではない。
長く使われてきたものに、その家らしい雰囲気が残っている。

備え付けの棚。戸を開けると、お皿に乗ったお菓子や急須が並んでいそうな、そんな昭和の雰囲気が残っている。

写真中央左側の空間。冷蔵庫を置くには少し狭いかも。持っている食器棚を置くにも中途半端??近くにコンセントも見当たらない・・・。一体何のためのスペースだったのだろう。どのように使っていたのか。「ここにはこれを置かなければならない」 、そんな決まりはない。この空間をどう使うかも、この家での暮らす楽しみの一つかもしれない。使わなければそれはそれで良い。この家には、そんな余白が残っている。

床には、長い年月を過ごしてきた濃い茶色の板。新品では出せない味わいがある。

この家の魅力の一つに眺めがある。
長崎市中心地から車で10分程。距離だけを聞けば決して遠くはない。
中心地で感じる車や路面電車、人が行きかう雰囲気ではなく、のどかさがここにはある。
そんな場所にこの家はある。


古い家には、新築住宅にはない魅力がある。
この家にも、そんな魅力があちらこちらに残っている。
それをどう感じるかは、人それぞれ。
けれど暮らし始めれば、少しずつ見える景色も変わっていく。
そして気が付けば、そうした魅力も日々の暮らしの一部となり、住む人の色とも重なりあっていく。

古い家の魅力の感じ方も、人それぞれ。
この家を購入して住むのか、贈与型賃貸住宅として住むのか。
そして、その先をどのように選ぶのか。

自由住宅は、住まいだけでなく、住まい方も自由に選んでいただきたいという考えから生まれた。
この家が、その選択肢の一つになれば幸いである。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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